展示会をきっかけに、新たなブランドシステムを構築する。
世界最大級の展示会「BAUMA」をきっかけに、新たなブランドシステムを構築。事業の未来を示すメッセージを、空間・映像・体験へ一貫して展開しました。
世界へ向けて、事業ブランドを再定義する。
世界中から建設・産業機械業界のプロフェッショナルが集まる「BAUMA」。
この展示会で私たちが取り組んだのは、ブースデザインではありません。
ヤンマーパワーテクノロジーという事業ブランドを、これからの時代に合わせて再定義し、その考え方を世界中の来場者へ伝えるブランドシステムを構築することでした。
その中心となったのが、
Energy Diversity, Your Solution Partner.
というブランドメッセージです。
ディーゼルだけではない。
ガス、水素、電動、そしてハイブリッド。
これからどのエネルギーが主流になるかは、まだ誰にも分かりません。
だからこそ、一つのエネルギーにこだわるのではなく、多様な選択肢を持ち、お客様とともに最適なソリューションを考えていく。
そのヤンマーパワーテクノロジーの姿勢を、一つの言葉へと整理しました。
メッセージを、空間へ翻訳する。
ブランドメッセージは、言葉だけでは伝わりません。
そこで私たちは、Energy Circleという展示コンセプトを設計しました。
ディーゼル、ガス、水素、電動、ハイブリッド。
ヤンマーが持つ多様なパワートレインを円環状に配置することで、多様なエネルギーソリューションを一つのブランドとして体感できる展示空間をデザインしています。
円という形には、エネルギーの循環性だけでなく、多様な技術を一社で包括的に提供する「One Yanmar」という考え方、そして、お客様とともに未来をつくるパートナーシップへの想いも込められています。
ブランドを、体験として伝える。
展示空間には、それぞれのメッセージを支えるさまざまなコンテンツを配置しました。
ブランドムービーでは事業の未来を描き、サービス紹介映像では社員自身が想いを語る。
インタラクティブコンテンツでは、電動パワートレインの構造や仕組みを、来場者が実際に触れながら理解できるよう設計しました。
さらに、建設機械のモックアップにパワートレインを搭載することで、「どのように使われるのか」という価値を、直感的に伝える展示演出を行っています。
言葉だけでも、映像だけでもない。
空間全体を通してブランドを体験してもらうことを目指しました。
BAUMAから、世界へ。
このブランドシステムは、BAUMAだけで終わるものではありません。
展示会で生まれたブランドメッセージやデザインシステムは、その後、日本国内のCSPIをはじめ、さまざまなコミュニケーションへと展開されています。
一度きりの展示会ではなく、事業ブランドを継続的に育てていくための基盤をつくること。
それが、このプロジェクトで私たちが目指したもう一つの価値でした。